過剰摂取視点の乳酸菌

どんなに健康に良い成分でも、過剰摂取をすると身体に負担になる可能性があります。
また、負担にならなくても効果を得ることはできず、外へ余分な成分として排出されます。
これは今話題の成分である乳酸菌にも言えることです。

私たちの健康を支えているこの菌は、体内にいることのできる期間が長くてもわずか数日なので、食事などを通して摂取を続けていく必要があります。
腸内環境が悪化してしまうと、便秘や下痢などの症状の他、肌荒れや場合によっては胃がんを招きかねません
しかし過剰摂取はやはり禁物なのです。

一般的に言われている乳酸菌の必要摂取量には制限があります。
目安として、1日に200g~300gぐらいです。
もちろん多少これを超えても健康被害につながるわけではありません。

菌は非常に小さいものですから、食事に含まれる数が多く感じても、食事量を劇的に増やす必要はありません。
また、せっかく摂取しても胃酸で死んでしまうものも多いので、この制限は意識する程度で良いでしょう。
ただし、毎食に過剰に乳酸菌を含むものを食べ続けていると、お腹が緩むなどの可能性があります。
あくまでも適量を、毎日続けることを意識しましょう。
大量摂取ではなく、日々の継続が必要なのです。